暗闇のほとりで

読んでいる本についてつらつら書いています

2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

雑記-古井由吉『古井由吉自撰作品 1 杳子・妻隠/行隠れ/聖』

古井由吉『古井由吉自撰作品 1 杳子・妻隠/行隠れ/聖』を読み終えた。 「杳子」「妻隠」は文庫の『杳子・妻隠』で読んでいたので、本書では読まず、「行隠れ」「聖」を読んだ。 2015年4月から読み始めて、数年読むのを中断しつつ、約8年越しで読了、我ながら…

雑記-今更ながらの2022年の簡易まとめ

twitterで書いていたその年のまとめを、2022年はいろいろあって書く気力が湧かず、2023年へ入っていった。でも何らかの形で書いておきたかったので、タイトルやレース名を書いておく。コメントは今更な気がするので、付さないことにした。今年は書けるように…

雑記-古井由吉『半自叙伝』

古井由吉『半自叙伝』を読み終えた。 年末年始に集中して読み進め、この連休で「創作ノート」後半以降を読んで、一息ついた。読んでいくうちに、自分がもやもやと感じる先行きや考え事等が、捉え方を変えてみてはどうかというヒントを徐々に得て、気分が今は…

雑記-河村清明『【増補版】ゴールドシップ 黄金の航海を支えた「人の和」と新たな船出の物語』

河村清明『【増補版】ゴールドシップ 黄金の航海を支えた「人の和」と新たな船出の物語』を読み終えた。 ゴールドシップが繋養されているビッグレッドファーム、その創設者・岡田繁幸が、2019年の札幌2歳Sでゴールドシップ産駒がワンツーを決めた時( 1着ブラ…

雑記-佐藤正午『小説家の四季 1988-2002』、古井由吉『半自叙伝』

年末年始、纏まった休みにて本を読む気力が少し湧いてきたのを好機として、佐藤正午『小説家の四季 1988-2002』を最後まで読み終え、今年1冊目の読了本となった。 『小説家の四季』、その名の通り春夏秋冬の毎に綴られているエッセイにて、執筆している小説…