暗闇のほとりで

読んでいる本についてつらつら書いています

読書

 寒さは日、月曜と比べると幾分和らいできたがまだまだ肌寒く、布団を抱いているのか抱かれているのか分からないような篭もりっぷりで朝は過ぎていって読書の時間はその分減っていく。朝の早くに目は覚ましても起き上がる気力がまだまだなく、やりたいことをこなすためにも、明日こそは理想の時間に布団を跳ねてみせんと意気がるも、眠気への敗北はようよう目に見えているから、いかにして理想へ近づいていくか、その意志を毎日確かめて調整していくしか先はない。そんなわけで、明日は5時台のお天気お姉さんを目にしたいのだ。


 このような視座と未来を見据えて猫と暮らしてゆけるとどんなに心強いだろうと思いながら、猫についてのエッセイでまるまる一冊にまとめた金井美恵子『遊興一匹 迷い猫あずかってます』遊興一匹 迷い猫あずかってます (新潮文庫)を読みおえる。とにもかくにも飼主にとって飼い猫はかわいく、おもしろがることのできる時間を過ごさせてくれる身近な自然であり、また額や顎を撫でたくなって、ヒーターの前、座布団の上でぬくぬくと丸くなっている猫の様子を見に行く。