暗闇のほとりで

読んでいる本についてつらつら書いています

今年もいろいろと読んだり観たりしたので、印象に残ったものを列記しておく。

【 小説 】

読了冊数 : 22冊

山本周五郎『ちいさこべ』ちいさこべ (新潮文庫)
津村記久子『ミュージック・ブレス・ユー!』ミュージック・ブレス・ユー!! (角川文庫)
谷崎潤一郎痴人の愛痴人の愛 (新潮文庫)
冲方丁テスタメントシュピーゲル2』上下巻テスタメントシュピーゲル2 上 (角川スニーカー文庫)テスタメントシュピーゲル2 下 (角川スニーカー文庫)
小島信夫『残光』残光 (新潮文庫)
町田康『くっすん大黒』くっすん大黒 (文春文庫)
古橋秀之ある日、爆弾がおちてきてある日、爆弾がおちてきて (電撃文庫)
打海文三『ぼくが愛したゴウスト』ぼくが愛したゴウスト (中公文庫)
磯崎憲一郎『終の住処』終の住処 (新潮文庫)
金井美恵子『小春日和 インディアン・サマー小春日和(インディアン・サマー) (河出文庫―文芸コレクション)

新規で読みはじめた作家の作品がどれもおもしろく、今後も読んでいくことを決めることが多かった一年だった。
特に磯崎憲一郎の作品はすべて読んで、新作に備えたい。一文一文を読みすすめて未だ見たことのない情景が象られていくのが楽しいのだ…と『肝心の子供/眼と太陽』を読みつつ思う。
大江健三郎『芽むしり仔撃ち』『個人的な体験』や舞城王太郎ディスコ探偵水曜日』、浦賀和宏松浦純菜&八木剛士シリーズを読むのは2016年の目標として継続、実際に読みはじめるまでの期間の長さがいかんともしがたい。……と書きながら、ガルシア・マルケス百年の孤独』を読みはじめることを追加しておこう。


【 マンガ 】

読了冊数 : 134冊

・むんこ「まりあ17」1巻まりあ17 (1) (まんがタイムコミックス)
・U-temo「もののけ荘のニートども」全3巻もののけ荘のニートども(1) (メテオCOMICS)もののけ荘のニートども(2) (メテオCOMICS)もののけ荘のニートども(3) (メテオCOMICS)
・宮崎夏次系「夢から覚めたあの子とはきっと上手く喋れない」夢から覚めたあの子とはきっと上手く喋れない (モーニング KC)
小原愼司「地球戦争」全5巻地球戦争(4) (ビッグコミックス)地球戦争(5) (ビッグコミックス)
羽海野チカ3月のライオン」6〜10巻3月のライオン 6 (ジェッツコミックス)3月のライオン 7 (ジェッツコミックス)3月のライオン 8 (ジェッツコミックス)3月のライオン 9 (ジェッツコミックス)3月のライオン 10 (ジェッツコミックス)
山本周五郎 + 望月ミネタロウ「ちいさこべえ」4巻( 完結 )ちいさこべえ 4 完 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
・花見沢Q太郎「まるせい」3巻( 完結 )まるせい 3巻 (ヤングキングコミックス)
鬼頭莫宏のりりん」11巻( 完結 )のりりん(11)<完> (イブニングKC)
・OYSTER「ど先端ナース」1巻ど先端ナース(1) (アクションコミックス)
つげ義春無能の人・日の戯れ」無能の人・日の戯れ (新潮文庫)
山東ユカ「トリセツなカテキョ」3巻( 完結 )トリセツなカテキョ (3) (まんがタイムコミックス)
・縁山「だいたいめる子」1巻だいたいめる子 (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL)
オジロマコト富士山さんは思春期」6〜7巻富士山さんは思春期(6) (アクションコミックス)富士山さんは思春期(7) (アクションコミックス)
田中エキス「お兄ちゃんは漫画家さん!」
雛原えみ「女えんぼ」
・黒川依「ひとり暮らしのOLを描きました」1巻ひとり暮らしのOLを描きました 1 (ゼノンコミックス)
・きい「放課後バニラ」/「-10」「イレギュラー」
kashmir○本の住人」7巻( 完結 )○本の住人 (7) (まんがタイムKRコミックス)

マンガは新規開拓がほとんど出来なかったことと、年の後半は読めなくなって積むことが多くなった一年だった。ストーリー系がろくすっぽ読めないのは、読み手の俺の元気がないだけだと思うので、運動して体力をつけて、またいろんなものを読みたい。……それにしても、きいがエロマンガを描いてくれて本当に良かった、と単行本「放課後バニラ」と「快楽天」最新号掲載の「イレギュラー」を読んで思える年末だった。目を引く画面、コマ割りに、主要キャラの焦燥感が伝ってくるお話に、あとさきの余韻を残してマンガを締めくくる手腕が頼もしいのです。


【 書籍等 】

読了冊数 : 33冊

津村記久子『やりたいことは二度寝だけ』やりたいことは二度寝だけ
中原昌也中原昌也作業日誌 2004→2007』中原昌也 作業日誌 2004→2007
森博嗣大学の話をしましょうか大学の話をしましょうか―最高学府のデバイスとポテンシャル (中公新書ラクレ)
金井美恵子『目白雑録』1〜5巻目白雑録 (朝日文庫 か 30-2)目白雑録 2 (朝日文庫)目白雑録 3 (朝日文庫)日々のあれこれ 目白雑録4目白雑録5 小さいもの、大きいこと

金井美恵子の著作を読みはじめたことが2015年にて大いに印象に残る事柄となった。舌鋒の鋭さと、物事の本質を掴み自分の考えを展開する様を読むことが、とてもスリリングで楽しいひとときなのだった。小説と批評もどんどん読んでいくことを決めて、積読は増えるのだった。


【 アニメ 】

観了数 : 23個

・「干物妹!うまるちゃん干物妹!うまるちゃん vol.1(初回生産限定版)(イベントチケット優先販売申込み券付き) [Blu-ray]
・「監獄学園 プリズンスクール」「監獄学園」 第1巻<初回生産限定版> (スペシャルイベントチケット先行購入権抽選申込券付き) [Blu-ray]
・「おそ松さんおそ松さん 第一松 [Blu-ray]

見た範囲では、上記3作に尽きる1年だった。うまるちゃんは毎週観ていてとても楽しかったし、プリズンスクールはインパクトの波に身を任すがままの視聴体験であったし、おそ松さんはキャラ( 声優 )たちの掛け合いの妙技がこうもおもしろいのかと改めて確認できたのだった。
レコーダーにはまだつづきを観ていないものや1話も観ていない作品があるが、はたして観ることはあるのか……と思いつつ、2016年01月クールの新番組が予約リストに入っていく。粛々と視聴あるのみだ。「CLANNAD AFTER STORY」「俺物語!!」は観たい。


○まとめ
積読本を読むことを念頭に、書籍をあまり購入しないことが目標。買っても読まないままのインテリア、というのはもう充分な数なので、まず読む。
また、今年で30歳を迎えるので、これを契機に、下記を行ってゆく。
 (1)これまでに読んできた本を読みかえす
   →一度読んだきりでまた読みたい本を、実際に読む習慣をつけたい。
    20代前半までに読んだものを、今読むとどう感じるのか、ということを知りたい気持ちがあるので、京極夏彦姑獲鳥の夏』や
    佐藤友哉フリッカー式』『水没ピアノ』、浦賀和宏の安藤シリーズなどを読む予定。
    この1年で読むのではなく、何年も掛けて読み継いで、読書体験の層をちょっとでも、厚くしたいところ。
 (2)映画を週に1本は観る
   →特に理由はないけれどこれまでろくすっぽ映画を観ないまま人生を過ごしてきたので、ここらで観はじめたい。
    環境として、ひかりTVAmazonプライムiTunesストアなどがあるので、そこから週1で観たい作品を観るのだ。
    観る作品については、これまでに読んできたエッセイや小説などで言及されたものの蓄積から弾き出されたものを観ていきたい。
    映画館へもちょこちょこ行きたいので、そのステップとなるよう視聴体験を積み重ねていこう。


 こんな感じで長期の目標が出てきたので、ぼちぼちこなしつつ、また1年を振り返られるよう、しっかり生きるのだ。