暗闇のほとりで

読んでいる本についてつらつら書いています

読書

 週末になって諸々がようやく落ち着き、これからに向けての是正や勉強の準備を少しずつ始める。本当に少しずつだけど、夢見がちな時はとうの昔に終っており、いつかをいよいよ手繰り寄せないとならないのだ。というところで日々に行う事柄を明確化およびメモを取る量を増やして、実感を伴わせる。


 サンカクヘッド干物妹!うまるちゃん」1巻[asin:B015398NGA:image]小田扉団地ともお」26巻団地ともお 26 (ビッグコミックス)を読みおえ、舞城王太郎ディスコ探偵水曜日』上巻ディスコ探偵水曜日〈上〉津村記久子二度寝とは、遠くにありて想うもの』二度寝とは、遠くにありて想うものを読みはじめる。
 小田扉団地ともお」26巻は暗黒委員長の大いなるインパクトと、キングのささやかな喜び、どちらもおもしろくて最高だ!そして、この巻で最も重要な、ともおの塾通いによるカタルシスについて描いた「バタフライのエフェクトだぞともお」の、世界の再編成の描写がぐるぐるとねじれていて酩酊した。確かにありえない事柄が発生して、世界崩壊の一歩手前の緊張を湛えた瞬間だった……!27巻以降もつづく……のだろう。そしてスポーツ大佐(の連載)はいずこへ……?
 津村記久子二度寝とは、遠くにありて想うもの』は著者のエッセイ集第2弾、読んでいて自分が思っていなかった笑いのツボをさらりとくすぐられてふふふと笑ってしまう。「気やすい顔の災難」はざっと字面を流して読めば特になにもおかしなことは書いていないのに、句点を接いで訪れるその気やすさの果てを読むと、妙に笑ってしまっているのだ。生き方へのなんという客観、なんという諦観よ……!そしておもしろいことへ転換させる様が心強い。本書を読みおえたら、そろそろ著者の小説を読まないとなるまい。

 明日からは舞城王太郎ディスコ探偵水曜日』上巻を読みすすめていけるよう、時間を取ろう。第一部を読んだのはもう10年も前なのか……と遠い時間とその嵐のような経験を思いつつ、物語へ臨む。

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