暗闇のほとりで

読んでいる本についてつらつら書いています

読書

 意識的に1日の歩く量を増やして体重が減りやすくなる状態になり、されど飲み会が立て続けにあって一喜一憂の週だった。夜はすっかり涼しくなって3,40分歩いても夏の頃のような汗は流れないが、結構な量なので流れなくて良いが、ひとまず歩き続けて体力をつけ、体重を減らす。


 今週は下記のマンガやエッセイを読みおえ、打海文三『ぼくが愛したゴウスト』ぼくが愛したゴウスト (中公文庫)を読みすすめる。

 ・OYSTER「シネマちっくキネ子さん」2巻シネマちっくキネ子さん (2) (まんがタイムコミックス)
 ・雨隠ギド甘々と稲妻」5巻甘々と稲妻(5) (アフタヌーンKC)
 ・鬼頭莫宏なにかもちがってますか」5巻なにかもちがってますか(5)<完> (アフタヌーンKC)
 ・安倍吉俊リューシカ・リューシカ」10巻リューシカ・リューシカ(10)(完) (ガンガンコミックスONLINE)
 ・小原慎司「菫異邦」
 ・中原裕大「放課後さいころ倶楽部」5巻放課後さいころ倶楽部 5 (ゲッサン少年サンデーコミックス)
 ・矢作俊彦『複雑な彼女と単純な場所』複雑な彼女と単純な場所 (新潮文庫)

 読みおえたものへはおもしろかった!や、ああ良かった良かったといった程度しか今は感想を持てていないけれど、また読みかえして思うことが生まれていくだろう。特に「甘々と稲妻」は、家庭を持つことへの想念を喚起させる、かなり重要な作品になりつつある。子供の泣く様にはこちらもおろおろしては理由を尋ねたくなってしまうし、嬉しいことにふれて笑顔が弾ける様にはこちらも顔がほころび、そして、現実での家庭を持っている知り合いの人たちのことが思い出される。こうした未来へ俺は向かいたいんだなと何度も気づく。では、その後につづくものは何か?とも。時の流れは早いのだ。


 夜も更けた頃、矢作俊彦『複雑な彼女と単純な場所』をああおもしろかったと読みおえ、さて次は何を読もうと、まずは読書中の本が置いてある棚を目にし、次いで積読本の棚を見遣って「今俺は何が読みたいんだ」と数々の背表紙を眺めては漁りつつ、積読本の奥からレイモンド・チャンドラー『長いお別れ』を引っ張りだしてきて冒頭を読んだり、そうだあれも読みたいと原りょう『そして夜は甦る』の冒頭を読んではいやいやまずは『長いお別れ』を読んでから手に取ろうと考えたり、そういやマイクル・Z・リューインのサムスンシリーズのつづきも読まないと、でもやっぱり途中で読むのが止まっている打海文三『ぼくが愛したゴウスト』を読む時が今なんじゃねえかと感じてふたたび手に取り、また物語の時が進んでいく……そうした流れの中、ふと、読書に飽きるということが未だに訪れていないんだなと思う。
 積読本の棚には数百冊のささやかでも輝ける宝が、様々な本や言葉によって組成される連鎖の果てで待ち受けていることを改めて考え、それらを読む日が本当に楽しみに待っていることを知る。数多の過去を遡ることも出来れば、未来へ臨むことの出来る、自分のペースで取り組めるそんな趣味があることはなかなかの喜びなのだ。読書という趣味が絶えずつかず離れずとしていけるように生きてゆきたい。
 明日は日曜日で休み、本から本へ飛び移るそんな夜に、なんだかそんなことを書きたくなってしまったのだ。……何かを書くこともまた、そう感じている。書きたいと思った時に書き出しているから、自分の中では新鮮さがあり、読みかえした時にそんなことを考えていたっけなと思える。楽しいことをして生きてゆけると良いな。


 

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