暗闇のほとりで

読んでいる本についてつらつら書いています

電話待ち


 平日の夜の記憶なんぞこれっぽっちもない。気づけば頭の下に枕があり、照明は落とされ、カーテンの向こうに朝日が昇り出しているのを見るのだ。


 橋本治『帰って来た桃尻娘』を「帰って来た桃尻娘」まで読んで、これを朝っぱらから読むのはくらくらとするし気が重いのとで、ひとまずストップ。家で読もう。

 通学のお供に蒼山サグロウきゅーぶ!』を読みはじめ、そろそろ読みおわる。アニメで慣れ親しんだ作品世界が濃密になって読みすすめている感じ。勝って次につなげてみせる!という女子バスケ部の気概と、その気概や目に焼きついた智花のシュートフォームに触発されて無理を引っくり返すために策を練る昴が織り成すストーリーの流れが、勝負を描くことを外していなくて頼もしい。おもしろく読みすすめております。しかし、挿絵が入るタイミングとその構図がえらいことになってるぞ……!

 柳原望高杉さん家のおべんとう」4巻を読みおえる。ああもう、久留里のかわいさにゴロゴロしちゃいますね。自炊しはじめたら調理してみたいレシピが多かったなあ。描かれていた味付けをしたカツオに熱々のご飯をかっこんで食いたい。それにしても、温巳のモノローグなど、対象の人が今その場所にいて、その人なりの暮らしを営み日々を過ごしているということについて描かれているのを読んでいると、ちらちらと保坂和志の小説が脳裏を過ってくる。そちらも読みたい。

 ガンガンオンラインで若井ケン「僕は恥っこが好き」だい1わを読む。なかなか好みな印象。残念系かどうかはまだ分からないけど、最後は良い切り返しがあって、つづきが楽しみ。アホの子はかわいくないとな!