暗闇のほとりで

読んでいる本についてつらつら書いています

頭突き3回

 真夜中に杉井光さよならピアノソナタ2』さよならピアノソナタ〈2〉 (電撃文庫)を読み終える。この巻は、物語に於いての起承転結の承に当たるような印象を受けた。終り方が特にそうで、読んでいるこちらも、次のドアのノブを開けてどんな情景にふれることになるのかを楽しみにするのだった。"ぼくのバンド"のことであるから、"自分でなんとかしろ"ということをなんとか成し遂げたので、次がある、という感触がありありと伝わってきたのが良かった。それにしてもまあ、カラーでの水着姿の威力がすごい……千晶ー!



 往復の車内で神林長平『七胴落とし』七胴落とし (ハヤカワ文庫 JA 167)を読み始め、30ページまで進める。数年前に残り30ページまでちびちび読んで、以来そこから中断したままになっていてなぜそうしてしまったのか自分でも腑に落ちなかったのだが、改めて表紙・エピグラフ・冒頭を読み込んだら、なんとなく分かった気がした。この小説は、今この時期に読まないといけないのだ、という実感が確かに湧いている。言われる立場か、言う立場かとなると、まだまだこれからなのだが。



 今日から歯医者での治療が始まった。痛みを帯びている箇所を含めて、親知らずを3本抜くことになるようだ。初めて抜くことになるからこの先どうなっていくのかよく分からないが、今よりは絶対に良くなるのだから、と前向きに治療を受けたいところ。本日はひとまずの応急処置がなされたのだが、家に帰ってからも麻酔が切れたあとの痛みとだるさが激しくて、サンドイッチと野菜ジュースを摂るのも一苦労だった(横になってアニメをリピートで観ながらだったけれども)。痛みが引いてきたのはしばらく経ってからで、ようやっと一息つけた。次の治療までえらい空くのが気にかかる……。

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